自然に還る、よみがえる、自分を変える、未来を変える・・・
パルシステム静岡 機関紙
<No.11 2010年秋号>

生産者も消費者も、共に有機農法を通して 真に豊かな循環型社会を目指そう!!
エコロジーライフ研究会(掛川市)

研究者として痛感した、農薬の恐ろしさ。

神奈川県の農業総合研究所で32年間、研究職をされていた農学博士の米倉正直さんは、昭和40年代半ば、除草剤の研究をしていたとき、農薬の恐ろしさを痛感しました。

年間数百人が農薬散布の作業により死亡するという事実。農道に散らばったたくさんの巣立ち前のヒバリの死骸。ちょうど、「沈黙の春」や「複合汚染」が話題になっていたときでもあり、米倉さんは当時の農業のあり方に疑問を感じました。

そして、「私たちの生存基盤である自然生態環境を無視した経済効率偏重の生産を反省し、自然と共生する農林水産業を実践しなければならない」と強く感じるようになります。日本有機農業研究会に入会したり、有機農業を学ぶために2カ月間渡米したり、現役時代から有機農業普及のための技術的な研究を進めました。

しかし日々の研究のなかで、「技術の向上だけでは限界がある。消費者の理解なくして有機農業は成り立たない」、という考えを持つようになりました。定年退職後、故郷の静岡に戻り、同じ思いを持つ生産者と消費者で「エコロジーライフ研究会」を立ち上げました。


生産者は自然界と消費者の「生命」を守る。消費者は生産者の「生活」を守る。

エコロジーライブ研究会は、お米やお茶、卵、畜産等の有機農業者と、食の安心安全や環境保全を大切に思う消費者からなり、現在11年目、会員は36名です。

有機栽培の技術的な問題点を生産者と共に解決したり、産地をめぐるバスツアーを企画し生産者との交流活動を通して一般市民にも有機農業の大切さを伝えたり、週1度有機農産物を販売する「まいど市」を立ち上げ、活動支援をしています。

これらを、ボランティアの力でこなしている会員の皆さんの思い・・・。 「有機農法は、自然環境や生物多様性を守り、安心安全な食料を生産してくれる。つまり、自然と人、全ての命を守ってくれる。そして、有機農業者の生活を守るのは、消費者一人ひとり。消費者が変わらなければ、環境も、命も、守れない。」



子ども達の感受性を信じて。

また年間を通してお米や大豆、野菜作りなどの親子エコ農業体験学習会や料理教室などを開催し、食育にも大変力を入れています。

米倉さんは、力強く語ります。「有機農法の圃場で、生物多様性を身をもって観察すると、子ども達は命のつながりの中に食べ物があることを身体で感じ取ります。最初から最後まで自分で育てたものは、好き嫌いなくなんでも食べます。短期的な経済数値を追い求める教育ではなく、自然との共生を目指した、思いやりとゆとりのある真に豊かな循環社会を実現するための本当の教育を、大切にしていきたい。」



エコロジーライフ研究会 会長 米倉 正直
静岡県掛川市葛ヶ丘2−10−21
TEL&FAX:0537−23−1295

広い平飼い鶏舎の卵

広大な有機栽培のお茶畑



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パルシステムの活動報告 お知らせ

「サマーキャンプ」を開催しました!


【開催日時】2010年7月31日〜2010年8月1日 【開催場所】萬城の滝キャンプ場
この夏、パルシステム静岡にとって初の「夏の産地交流企画サマーキャンプ」が開催されました。
当日は、組合員さん(ご家族含め)11組45名の方と、主催者9名、そしてパルシステムの卵の生産者である伊豆鶏業の佐藤さんにもご参加頂きました。
【テント張り】から始まり、【流しソーメン】【竹細工】【しいたけの学校】【たまごの学校】【森の生き物探索】【全員での夕飯作り】【川遊び】【懇親会】と盛りだくさんだった夏の思い出の一部を紹介致します。

テント張りに悪戦苦闘

みんなで流しソーメン

滝のそばで川遊び



朝、滝まで散歩

竹細工にパパ大活躍

森にはたくさんの生き物が



「生産者研修〜マスコー製紙〜」を実施しました!

地元静岡の生産者・メ−カ−の方と「人的交流」を深めよう!ということで今回は第一弾として、10月2日(土)にマスコ−製紙さんへ行ってきました。

みなさんご存知の「り・さいくりんぐトイレットペ−パ−」を、生産している富士宮にある会社です。

当日は由良常務取締役様より、古紙原料からトイレットペ−パ−の製品化までの工程をご説明いただきました。

組合員さんから回収した、カタログ・牛乳パック・ABパックを再生してできているトイレットペ−パ−です。古紙の中に牛乳パック類30%を配合することにより、強くてソフト感のある仕上がりになっています。また富士宮には豊富な地下水があるのも、上質なトイレットペ−パ−を作ることができる要因の一つとなっています。

まさにパルシステム的‘環境活動’を率先している会社であります。

Wのトイレットペ−パ−をご使用の方で、「あれ〜もうおわっちゃった〜」なんてご経験ございませんか?り・さいくりんぐのトイレットペ−パ−ならたっぷり使え、取り替える手間の少ない130m巻き!まだ使ったことない組合員さんいらっしゃいましたら、注文してみてください!重さがぜんぜん違います!


由良常務取締役(中央)

原料のかたまり(1トン)

り・さいくりんぐトレペ




第2回パルシステム静岡商品展示会開催!!

10月17日(日)、第2回商品展示会が昨年と同じく、キラメッセ沼津で開催されました。当日は、昨年を上回る約2500名の方に来場頂きました。

今年のテーマは、3つの輪!!

「おいしさの輪」
29社の協力団体がブースを構え、パルシステムのおいしさを伝えて頂きました。組合員の方々には新たなパルシステム商品の発見と、直に生産者と関わる機会となり、組合員ではない方々にもパルシステムの商品をお試し頂きました。

「スマイルの輪」
こんせんくんステージやパルトラック試乗会で組合員さんに笑顔になって頂きました。こんせんくんは、2度ステージに登場!いつも皆様にお届けしているパル箱の早積み大会では、小さいお子様と一緒にお父さん、お母さんも大活躍!

「しずおかの輪」
当日加入受付ブースでも22名の方にご加入頂きました。ほとんどの方が、組合員のお友達からのご紹介での加入。静岡にパルシステムの輪が広がりました。

商品展示会でご試食頂いた商品は、いつも皆様のご自宅に届くカタログに常に載っている商品です。生産者・メーカーの方々も、おいしくて安心・安全なパルシステムならではの商品をひとりでも多くの組合員の方に利用して頂きたいと日々頑張っています。

そんな「思い」が直に伝わる1年に1度の展示会。来年も多くの組合員さんにご来場頂ければ幸いです。

ご来場、誠にありがとうございました。





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パルシステム静岡 ”職員日記”

今回の職員紹介

こんにちはーっ!!パルシステム静岡の内田と申します。生まれも育ちも静岡県!ただし学生時代を除きます!!サッカーと富士山と食べることが大好きな、おなか周りが若干気になる25歳です。営業担当として、日々、素敵な出会いを探し求め、現在は特に富士、富士宮市周辺を彷徨って・・・いや、這いずり回っています。

今夏の記録的猛暑により体調を崩しがちな方も少なくないと思いますが、青果類や海産物、畜産もやはり影響を受けてしまっています。組合員のみなさんにも欠品や規格変更など、ご迷惑をおかけしてしまい、生産者をはじめ、職員一同申し訳なく思っております。その中でも、辛抱強く買い支えて頂けている組合員のみなさんの力は、本当に励みになります。最近は、すっかり、というよりやっとこさ過ごし易くなってきました。私の仕事の七つ道具の一つ、「おっきいタオル」が「こじゃれたハンカチ」に進化しました。 私の中のクールビズ終了!!ということは!そうです、ついに『食欲の秋』到来です。もちろん、今みなさんのお手元にあるパルシステムのカタログにも秋の味覚が目白押しですよね。一時高級魚と化し世間を騒がせました秋刀魚にビール、最高です。

昨今、食卓に並ぶものに季節感の薄れは否めませんが、旬のものを食らう幸せは大切にしたいものです。お勧めは、やはり日本人の心、お米!新米!!色々な品種を試してみる良い機会かも!

そして、豚さん、牛さん、鳥さん、畜さん、 !? “畜産物”です。お買い得なお肉類、揃っています!最近のお気に入りは、国産のお米を食べて育ったなんとも贅沢な“日本のこめ豚”。食べると脂の味も良ければ日本の食料自給率もグングン上がっちゃう!素敵!! 最後に、私のパルシステムの大好きなところを発表!!

色々な面をひっくるめ、ズバリ【満足感】これからもパルシステムをよろしくお願い致します。あっ!最近富士山見ましたか?  次回の職員日記も乞うご期待を!!




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パルシステムのお勧め【この一品!!】

ボンレスハムスライス

市販では、きれいなピンク色をしたハムが店頭に並び、当たり前のように販売されています。しかし、豚肉が原料であるハムは、加熱すれば褐色になり、日にちがたてば風味が落ちるのが本来の姿。パルシステムのハムは見た目や舌ざわりが、多くの市販品とは違います。

まろやかな塩加減、適度な脂身と豚肉本来のうまみが、かみしめるほどに伝わってくるハムです。新鮮な肉を原料にすることで、肉のつなぎのためのリン酸塩などは不使用。また、うまみを補うため化学調味料も使っていません。

スモークには桜のチップを使用。自然な甘みのあるやわらかな香りがおいしさを引き立てます。モモ肉を使用しているので、ロースよりも脂身が少なくあっさりした味が特徴。定番商品ですが、ご家庭の冷蔵庫に、是非ペアパックでどうぞ!!

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【私のお勧めレシピ!!】 残り野菜ピクルス
今回は、組合員のT・Hさんからご紹介いただきました。
暑い夏にぴったりの、さっぱりレシピです。
<材料>
◎冷蔵庫の野菜など、なんでも!!
今回は、にんじん・ごぼう・きゅうり・セロリ・エリンギ・大根を使用。
● 酢… 100cc ●砂糖…大さじ3〜4(お好みで)
● 塩…ひとつまみ ●月桂樹の葉(ローリエ)…1枚
● 黒こしょう…適宜 ●和風だしのもと…適宜

<作り方>
(1)野菜を全て、薄切りにする。
(2)ごぼう・にんじんなどは、軽く下茹でしておく。
(3)ナベに、上記●全てを入れ煮立たせ、大根・エリンギを加え一煮立ちし、最後に下茹でしたごぼう・にんじんとセロリ・きゅうりを加え、すぐに火を止め冷やす。

※サラダ感覚のピクルスです。
※しょうがのスライスやミョウガを入れて和風にも。


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◆◇◆編集後記◆◇◆

猛暑がいつまで続くのかと思っていたら、いつの間にか、だいぶ秋めいて来ました。富士センターの職員・事務も秋の装いですが、私の上司Iは一人半袖を貫いています。先日、宮城県気仙沼にいる友人から秋の味覚「秋刀魚」が届きました。水揚げされた当日にそのまま送ってくれたので、刺身で頂く事も出来、旬を感じる事が出来ました。
「食欲の秋」なんて事も言いますが、「美味しいものを食べる事」って、「幸せ」に繋がりますよね。パルシステムを通じてどれだけの方に「幸せ」をお届け出来ているのかなぁ・・・なんて時々考える今日この頃です。秋が終わると冬、私たちの生まれたこの国は、四季折々美味しい物いっぱいですよね。日本に生まれて良かった・・・。(K)


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パルシステム静岡  富士センター
TEL : 0120-581-227/メールアドレス : pal-shizuoka@pal.or.jp